1回目の商談で見積書をもらったけど、これからどのように商談を進めればいいのかな?
今乗っている車を下取りに出したいのだけど、どのタイミングで話を出せば良いのかしら?
こんな悩みはありませんか?
商談2回目では、商談1回目でもらった見積書を基に値引き交渉を本格化させます。
値引き交渉の要は、ライバル車との競合を仕掛けることです。
この記事では値引き額を最大限拡大する、商談2回目の進め方について詳細に解説します。
この記事を読むメリットは、次の通りです
- 本命車とライバル車との競合のかけ方を理解できます
- 下取り車の話を出すベストタイミングを理解できます
商談2回目の前に作戦を立てよう
商談2回目を始める前に作戦を立てましょう。
作戦のポイントは、次の通りです。
- オプションの取捨選択をする
- 商談を進める順番を決める
- 下取り車の買取相場を押さえる
順番に解説します。
オプションの取捨選択をする
商談1回目でもらった車両本体のみの見積書を基に、オプションを追加した場合の総支払額がどの位になるか検討しましょう。
総支払額が予算をオーバーする場合は、オプションの取捨選択を行います。
ちなみに、オプションは次の2種類があります。
オプションの種類 | 説明 |
---|---|
メーカーオプション | 新車の生産ラインで組み込むオプション(後付け不可) |
ディーラーオプション | 新車がディーラーへ到着後に組み込むオプション(後付け可能) |
オプションを付けるかどうか悩む場合、「メーカーオプションは付ける、ディーラーオプションは付けない」ことをオススメします。
理由はメーカーオプションは納車後に後付けできませんが、ディーラーオプションは納車後でも後付け可能なためです。
あと、付けるオプションは本命車とライバル車でそろえて、総支払額を比較できる様にしましょう。
商談を進める順番を決める
商談1回目で値引きを頑張ってくれそうなセールスさんを見つけたら、まずはそのセールスさんのディーラーと商談を進めましょう。
良い値引き条件が取れたら、その条件を他のディーラにぶつけて値引き条件のアップを目指す事ができます。
あと、付き合いがあるディーラーとの商談を後回しにしましょう。
ディーラーは既存ユーザーを失いたくないため、ライバル車のディーラーが値引きを頑張っていることを知ったら、負けじと値引き条件をアップする可能性が高まります。
下取り車の買取相場を押さえる
今乗っている車をディーラーへ下取りに出す場合は、下取り車の買取相場を押さえましょう。
理由は、下取り車の買取相場が分からないとディーラーの下取り査定額が妥当であるか判断できないため、低い査定額で下取りに出してしまい損をする可能性があるためです。
以前ディーラーへ下取りを依頼した際、当初査定額は45万円でしたが事前に把握しておいた買取相場の50万円をディーラーにぶつけて交渉したところ、最終査定額は55万円となり、当初査定額から10万円アップに成功しました。
オススメの一括査定サービス
下取り車の買取相場を押さえるには複数の業者へ見積依頼する必要がありますが、自分でいちいち依頼するのは面倒くさいですよね。
そこで、リクルートが運営するカーセンサーの一括査定サービスをオススメします。
カーセンサーは最大30社に一括査定依頼ができ、競合する買取業者が多いため高額査定を期待できます。
高額査定をゲットできれば、新車購入費用を抑えることができますね。
浮いた費用をドライブに回して、家族の楽しい思い出づくりに生かせます。
その他の一括査定サービス
その他の一括査定サービスやオークションサービスについては、コチラの記事で解説しています。
>>下取り車の買取相場を知ろう 何も知らずに下取りに出してしまうと損をする可能性があります
2回目の商談を始めよう
上記で決めた商談の順番に基づいて、2回目の商談を始めましょう。
ディーラーを訪問し必要なオプションを追加して、再度見積書をもらいます。
見積書をもらったら「検討します」とセールスさんに伝え、ディーラーを後にします。
一旦下取り車はなしで商談を進めるのがコツです。理由は後述します。
競合をかけよう
もらった見積書の条件をライバル車のディーラーにぶつけて、競合をかけましょう。
まず、車両本体およびオプションからの値引き額アップを狙います。
「A社さんの車は魅力的ですが、B社さんからも良い条件をもらっています。何とか頑張ってもらえませんか?」と持ち掛けると効果的です。
値引き額が限界を迎えたら
競合をかけても値引き額が伸び悩む時期が来ます、値引き額が限界に近付いているサインです。
ここで隠し球の下取り車を出して査定額アップを交渉します。
車両本体およびオプションからの値引き額が限界を迎えた時点で下取り車を出す事で、「車両本体およびオプションからの値引き額アップ」と「下取り車の査定額アップ」を分けて交渉する事ができます。
下取り車の査定額が買取店の査定額を下回る場合は、「買取店では○○万円の査定でした。もう少し頑張ってもらえませんか?」と査定額アップの交渉をしましょう。
まとめ
商談2回目の進め方について解説しました。
この記事の要点は、次の通りです。
準備編や商談1回目で収集した情報を基に、ライバル車との競合を駆使して納得のいく値引き額をゲットし、商談3回目で決着をつけましょう。
また、下取り車がある場合は買取相場の把握を忘れずに行いましょう。
コメント